技術開発部 主任 鎌形徹平

技術開発部 主任
鎌形 徹平 Teppei Kamagata

WIN-WINな設計を突き詰めていきたい

設計は「安全かつ利用しやすい」をモットーに

大学卒業後、エンジニアとして協同へ入社いたしました。
主に自社開発品の一つである『プローブカードコンテナ』の設計を行っております。
プローブカードというのは、パソコン・携帯・カメラなどに使用されるチップを製作する上で必須となる非常に重要かつ高価な製品です。最終的にチップを製作するには、様々な工程を踏む必要があるため、安全性はもちろんですが、様々な工程を視野に入れながら、客先と相談・評価などを行っています。設計のモットーは「安全かつ利用しやすいケース」です。

関わる皆さまの協力あってこそ

今の仕事で特にやりがいを感じられるのは、多くの方の協力を得ながらお客様に満足していただける製品の開発を完了できた時です。
様々な工程を踏む必要があり多くの人に触れるため、色々な要望がお客様から挙げられます。それを満たすためには数多くのアイデアやそれを実証するための試作・検証が必要となり、そのたびに社内の皆様や協力メーカー・サプライヤー様方にご協力して頂いております。
試作の際にミスしたり、納期ギリギリで頼むこともありましたが誰も嫌な顔をせずに一緒に休日出勤をして加工をしたり、段取りを変えて最優先でやっていただいたりしてくれました。
その経験があるからこそ、なるべく関わる人たちに迷惑をかけないことを強く思い、自分の設計の正確性も増してきたのかと思います。

関わる皆さまがWIN-WINになれる設計を

今後の目標としては、『プローブカードコンテナ』は勿論そのほかの製品に対してもエンドユーザー様・サプライヤー様共にWIN-WINな設計をできるようになりたいです。
そのためにはお客様の製品の使用用途をしっかりとらえ、更にサプライヤー様での製法・工程を理解する必要があります。
お客様は喜んでもらえているが、サプライヤー様からは不満があるような設計ではなく、両方の立場を常に考え『かけるのは、お金ではなく思いやり』をモットーとして、みんながWIN-WINな設計を突き詰めていきたいと思います。